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■After Effectsで合成
制作された3次元素材と現場で撮影された実写映像を合成するのに使用されているのが「After Effects
3.1」だ(170ページ別掲記事図c参照)。このAfter Effectsは合成作業ではすでに定番になった感もあり,マリンポストでも実に巧みに使用されていた。特に,今回の「くノ一忍法帖 柳生外伝」は劇場版(ピスタサイズ)とビデオ版が同時に作成されているため,解像度の設定には工夫がされていた。 ★撮影された動画からマニュアルでマスクを作成する作業。 |
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![]() 図6●MEDIA100で作業をしているところ |
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最後に,今回の取材ではいろいろ労をねぎらってくれた岡垣氏のスタジオであるフロントラインにもおじゃましたので紹介したい。氏はシネカメラマンであり,自らディジタルエフェクトも多数手がけられている。ここでもマリンポストと同様に,After
Effectsを使用して合成が行われていた。その日はちょうどオープニングの合成が行われていた(図7)。聞くところによると,このシーンは岡垣氏が撮影も担当されたらしい。撮影からディジタルエフェクト合成までできる人はそうはいないだろう。今後も要注目の人だ。 |
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![]() 図7●岡垣亨氏が撮影し,ディジタル合成したオープニングシーン |
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日経CG1998年4月号 | |||||||||||||||
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