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■PVRによるビデオキャプチャとVTRコントロールについての補足 10月号でPVRのユーティリティを使ったバッチキャプチャについてお話ししたが,読者の方から質問もあったので,ここで少し補足したいと思う。 |
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![]() 図8●録画用VTRを制御できる Premiere用プラグインソフトProVTR6.1 (販売はフォーカルポイントコンピュータ) |
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![]() 図9●Control-L端子を持つVTRをコントロールできるRosetta Stone (販売はフォーカルポイントコンピュータ) |
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■リアルタイムエフェクトができるPremiere5.1RT 最後に,Premiere5.1RTについて説明しておこう。Premiere5.1RTのRTはリアルタイムを意味しており,2ストリーム再生が可能なビデオキャプチャ再生ボードと組み合わせてリアルタイムエフェクトが可能になる。これまでのビデオキャプチャ再生ボードは,キャプチャも再生も1チャンネルだった。そのため,ビデオ出力の際にビデオデータを1本のムービーにして出力しなければならなかった。つまり,映像がAチャンネルからBチャンネルにワイプやディゾルブしながら変化する映像はリアルタイムに出力することができなかったわけだ。ところが,最近相次いで出荷され始めた2ストリーム再生が可能なボードは,2次元のリアルタイムエフェクト機能も搭載しており,リアルタイムエフェクトを行いながら再生できる。これらのボードに対応するべく開発されたのがPremiere5.1RTだ。Premiere5.1RTは,ユーザーインタフェースは一般のものと同じであるが,マルチストリームのビデオキャプチャ再生ボードに最適化されている。一般に市販はされず,ビデオキャプチャ再生ボードにバンドルされて提供される。 |
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日経CG1999年2月号 | ||
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