■撮影には三脚を使おう
そのほか必ず揃えておきたい機材は三脚である。いかなる撮影でも三脚を使用することは基本であり,手持ち効果を狙う場合を除いては三脚を使用すべきである。三脚を使用した映像と使用しなかった映像では,撮影した映像に歴然と差が現れてくる。 |
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■音声をきれいに録音するには |
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ビデオカメラには収録用のマイクが付いているので,そのマイクを使えば一応音声は収録できる。しかし,インタビューなど,きっちりと音声を録音するには外部マイクが必要だ。マイクには無指向性マイク,単一指向性マイク,指向性マイク,超指向性マイク(ガンマイク)がある。 |
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■暗いところではライトを使おう DVカメラはディジタルで記録できるので非常に高画質で撮影できるが,放送用の機器と比べてレンズの性能は月とスッポンなので,放送機器との画質差はどうしても生じてしまう。ところが,スタジオなどでライトをばっちり与えて撮影するとDVカメラでも一昔前の放送用ビデオカメラと対等の映像を記録することができる。これは,被写体の明るさが十分になるとレンズの絞りを絞り込むことができるので,レンズの性能を補うことができるからだ。 今回はDV撮影機材の選択とワンポイントアドバイスといったところに終始したが,次回はDV編集システムの構築と編集の実際をお話ししよう。 |
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日経CG1999年9月号 | |||
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