■dpsReality Projectsによるムービーデータの扱い さて、dpsRealityを実際に操作するにはdpsRealityProgramを立ち上げる(図1)。PerceptionVRのころの操作ウィンドウは1つであったが、dps
Realityは4つのウィンドウを操作し、簡単なカット編集も行うことができる。 |
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図14 音声のレベル調整はAudioControlを使用する 図15 プロジエクトビューウィンドウでは簡単なカット編集ができるほか(上)、 ストーリーボードを表示できる(下)。将来的にはもっと造化するらし 図16 タイムコードを使用して、VTRを制御してテープに記録することができる 図18 WaveformとVectorScope。近い将来的には入力、出力とも常時映像信号のチェックができるようになるらしい。 E−Eモードで使用すれぼ、コンポーネントのWaveformとVectorScopeとして通常の編集作業にも代用できそうだ 図19 DFXの強力なマット合成やキー合成が可能 |
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■最後に 今回、製品前のベータバージョンでのdpsRealityを使用してみたが、従来のPVRでは不満だった点、たとえばオーディオ入出力や、キャプチャーが別オプションだったことなどが解消され、VTFSも非常に使いやすくなったと思う。なによりも非圧縮と圧縮を同時に扱えるビデオ入出力ボードはほとんどなく(Matrox
DigiSuiteはロスレス非圧縮と圧縮)、dpsRealityの存在は非常にありがたいといえよう。CMの素材合成などには非圧縮を使い、長編のビデオ編集には圧縮ファイルを使うなどが考えられる。 |
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ビデオアルファ1999年12月号 | |